Message to investors 投資家の皆様へ
トップメッセージ
株主・投資家の皆さまにおかれましては、平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
2024年3月期決算につきましては、純利益は投資有価証券売却益による黒字化は果たせたものの、本業の利益である営業利益ならびに経常利益においては赤字が続いており、株主・投資家の皆さまをはじめ、多くのステークホルダーの皆さまに多大なご心配とご迷惑をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます。
引き続き厳しい経営環境ですが、2025年3月期の対処すべき課題として以下の4点に取り組み、業績目標として掲げる営業利益1億円を達成すべく尽力する所存です。
1.ハム・ソーセージ、デリカ商品の「競争力の強化」
食品メーカーとして消費者ニーズを把握する中、新商品開発ならびに既存商品のブラッシュアップによる新たな価値創造と付加価値向上に努め、消費者から選ばれ続ける商品造りに取り組んでまいります。
2.生産性向上と営業力強化による「生産量・販売量の拡大」
重点商品施策を明確にする中、製版連携による受発注システム構築と筋肉質な生産体制を構築し、生産性向上に取り組んでまいります。また、ブランド戦略、商品戦略、取引先戦略を明確にする中、商談力強化と営業活動効率化により販売量拡大に取り組んでまいります。併せて、業務用市場、ギフト市場、EC市場等の新販路での販売量拡大に注力し、新たなビジネスモデル構築に取り組んでまいります。
3.業務改革ならびにシステム化推進による「収益構造改革」
業務改革ならびにシステム化を推進して、原材料の安定調達と仕入価格見直しによる製造原価ならびに販売管理費削減を図り、全社経費抑制を実現すべく、収益構造改革に取り組んでまいります。
4.経営理念再構築と組織改編による「組織力強化」
当事業年度におきまして、企業理念を再構築し全社員へ浸透を図り、セグメント別の組織体制「加工カンパニー」と「エリアカンパニー」の二本柱に改編いたしました。仕入~生産~販売までを一気通貫で運営管理する体制に進化させたことで、より一層の組織力強化と採算性向上に取り組んでまいります。
株主・投資家の皆さまにおかれましては、引き続き格別のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
代表取締役社長 福原治彦