IR トップメッセージ | 福留ハム株式会社

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Message to investors 投資家の皆様へ

トップメッセージ

株主・投資家の皆さまにおかれましては、平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

2025年3月期決算につきましては、本業の利益である営業利益ならびに経常利益において赤字が続いており、株主・投資家の皆さまをはじめ、多くのステークホルダーの皆さまに多大なご心配とご迷惑をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます。
引き続き厳しい経営環境が続くことが予想されますが、当社グループは、今後、新たな経営体制のもとで、競争力強化と収益性向上を目的とする「(2026年3月期から2028年3月期の3カ年における)事業再構築計画」の策定に着手しております。経営戦略を徹底的に見直し、経営の立て直しに取り組み、企業価値の向上と成長に全力を尽くす方針です。
その一部改善施策については、以下の5施策を決定しており、既に実行に着手しております。

1.売上・利益に貢献する新商品(得意先向けPB商品を含む)による利益拡大
新商品「MIRAI」(豚肉と塩だけで作り上げたハム・ソーセージ)等の付加価値の高い商品を拡販し、高付加価値商品比率を高め、利益拡大に取り組んでまいります。

2.既存事業の採算改善
「食肉事業」は卸売における仕入条件と納品価格を見直し、「加工食品事業」は製造各工程における歩留まり改善と原料価格高止まりに応じた価格改定に取り組むことで採算改善を図ってまいります。

3. 機能集約(固定費削減)
本社および開発機能の生産拠点への一元化、また営業拠点の管理機能集約(サテライト化)に取り組み、固定費削減を図ってまいります。

4.業務効率化(基幹システム刷新)~2026年10月稼働予定~
基幹システム刷新による、販売管理および生産管理業務の効率化、またバックオフィスの効率化に取り組んでまいります。

5. 人材活性化
機能集約と業務効率化に伴う基準人員の見直しならびに基準人員に応じた配置転換、また成長に向けた採用と処遇改善(賃金アップ)により、人材活性化に取り組んでまいります。

なお、本「事業再構築計画」につきましては、早急に策定するとともに、策定完了時には速やかに公表いたします。

株主・投資家の皆さまにおかれましては、引き続き格別のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

代表取締役社長 福原治彦