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Message to investors 投資家の皆様へ

トップメッセージ

株主・投資家の皆さまにおかれましては、平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
2022年3月期までの当社の決算は4期連続赤字となり、株主の皆さまには多大なご心配とご迷惑をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます。

2023年3月期はコロナ禍の影響に加え、ウクライナをめぐる国際情勢、急速な円安進行といった大きな環境の変化があり、その結果、原材料高をはじめとしてメーカーの収益を圧迫した非常に厳しい一年でありました。新たに迎える今期におけるマクロ環境の変化を読み取ることは難しく、またその影響がどのくらい経済に反映されるのかは不透明ですが、コスト低減につながるような状況になるとは想像し難いところであり、故に脱コモディティ化、付加価値を高めることでお客様に選ばれる「価値(勝ち)残り」を目指す以外にないと、考えております。

消費者ニーズの多様化が叫ばれて久しく、その傾向はさらに進んでおります。ニーズ一つひとつにそのままお応えすることは難しいですが、そのニーズをヒントとして捉え、付加価値の最大化を図るべく、独自性と便益を兼ね備えた商品開発、またその製販活動に力を入れてまいります。

このような「価値残り」を目指す取り組みは簡単ではございませんが、当社が掲げる「お客様の笑顔のために、口福(こうふく)をお届けします」というスローガンの実践そのものであり、全従業員の志とするところでございます。厳しい環境だからこそ、この志をど真ん中に、しっかり肚に入れて、全従業員一丸となって邁進してまいります。

株主・投資家の皆さまにおかれましては、引き続き格別のご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。 代表取締役社長 福原治彦